【保存版】過去に日本を襲った巨大台風10選&すぐできる台風対策🌀
☔ まずはおさらい!台風ってどんなもの?
台風とは、熱帯の海で発生した強い低気圧(熱帯低気圧)が発達して、最大風速17.2m/s以上になったもの。
簡単に言うと、巨大なグルグルした雲のかたまりが、爆風と大雨をもたらす自然災害です。
台風のコワイところはコレ👇
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強風で物が飛ぶ(看板・自転車・トタンなど)
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集中豪雨による洪水や土砂崩れ
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停電・断水・交通マヒなどのライフライン被害
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強風+高潮による海水の氾濫(特に沿岸部)
🌀 過去に日本を襲った大きな台風10選
① 室戸台風(1934年)
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上陸日:1934年9月21日
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中心気圧:911hPa
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最大風速:60m/s(推定)
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被害:死者・行方不明者 約3,000人以上
▶ 解説:
大阪に上陸し、戦前最大級の被害を出した台風。強風と高潮のWパンチで大阪市内の木造建築が壊滅的被害。
学校の倒壊で多くの児童が犠牲になったこともあり、後に建築基準が見直されるきっかけに。
② 枕崎台風(1945年)
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上陸日:1945年9月17日
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中心気圧:916hPa
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被害:死者・行方不明者 約3,756人
▶ 解説:
終戦直後という混乱期に九州を直撃。洪水・土砂災害・家屋流出が相次ぎ、特に鹿児島が壊滅的被害を受けました。
③ 伊勢湾台風(1959年)
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上陸日:1959年9月26日
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中心気圧:895hPa(観測史上トップクラス)
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被害:死者・行方不明者 約5,000人以上
▶ 解説:
名古屋を中心に高潮が町を襲い、木造家屋が水没。
この災害をきっかけに、気象庁が“台風警報”制度を改め、「特別警報」などの制度に進化しました。
④ 第2室戸台風(1961年)
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上陸日:1961年9月16日
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中心気圧:925hPa
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最大瞬間風速:登山岳で75.3m/s(国内最強記録)
▶ 解説:
猛烈な風速で、ビルの窓ガラスが吹き飛び、電柱がなぎ倒される被害多数。
「風ってここまで強くなるの!?」と驚愕された台風。
⑤ 台風19号(1991年・りんご台風)
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上陸日:1991年9月27日
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被害:東北地方に被害集中、リンゴ農園壊滅
▶ 解説:
「りんご台風」とも呼ばれ、青森県のりんご畑が壊滅的被害。
りんごが木から吹き飛ばされ、地元経済にも大打撃を与えた自然災害。
⑥ 台風23号(2004年)
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上陸日:2004年10月20日
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被害地域:近畿〜中国地方
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死者数:98人
▶ 解説:
大雨による土砂災害・川の氾濫が多発。川沿いの集落が丸ごと水没するなど、近年で最も被害が大きかった台風のひとつ。
⑦ 台風18号(2004年)
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上陸日:2004年9月7日
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最大瞬間風速:60.2m/s(長崎)
▶ 解説:
九州北部を中心に暴風被害が集中。送電鉄塔が倒壊し、長期間の停電が発生。
⑧ 台風12号(2011年)
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上陸日:2011年9月3日
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特徴:移動が遅く、雨が降り続いた
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被害:紀伊半島を中心に土砂災害多数
▶ 解説:
進行が遅すぎて、数日間にわたって豪雨が降り続いた異例の台風。
山間部では“線状降水帯”による土砂崩れで住宅が流されました。
⑨ 台風21号(2018年)
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上陸日:2018年9月4日
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被害:関西国際空港が冠水、連絡橋にタンカー激突
▶ 解説:
関空が海に沈んだ衝撃映像が記憶に新しい台風。風速は最大58m/s以上!
空港孤立・物流ストップなど、インフラのもろさが露呈した災害でした。
⑩ 台風19号(2019年・令和元年東日本台風)
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上陸日:2019年10月12日
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中心気圧:935hPa
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被害:関東〜東北の広範囲で浸水、堤防決壊
▶ 解説:
首都圏を含む広い範囲で川が氾濫し、長野・福島・宮城などで大規模浸水。
都市部の「内水氾濫」や“ハザードマップ通りの被害”が発生し、防災意識が一気に高まりました。
🛠️ 今日からできる!台風対策まとめ
「台風来るらしいけど、何すればいい?」という人へ、今すぐできるチェックリスト!
✅ 窓に飛散防止フィルム or ガムテでバッテン補強!
✅ ベランダや庭にある物は室内へ避難!(飛んでくる危険!)
✅ スマホの充電&モバイルバッテリー準備OK?🔋
✅ 懐中電灯・水・カップ麺など「停電用グッズ」も確認
✅ 自治体の防災アプリ or Twitterをフォローしておく
✅ 川や用水路の見回りはNG!「行かない、近づかない」が鉄則!
✅ 断水に備えて浴槽に水をためておくのもアリ◎